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グローバルサプライチェーンの合理化と顧客への高品質なサービス提供支援
米・シスコ社

グローバルサプライチェーンの複雑・高度化による在庫コストの増大
今回のお客様は、米国カリフォルニア州サンノゼに本拠地を置く世界最大のコンピュータネットワーク機器開発会社シスコシステムズ(Cisco Systems, Inc)様です。
シスコシステムズ様のグローバルサプライチェーンは、顧客へのサービス提供を2時間以内、4時間以内、翌営業日と設定し展開しています。客先で対応するフィールドエンジニアおよびハードウエアの交換部品の発送拠点は、サービス拡大に伴い増加し、現在では128ヶ国・1100ヶ所以上にも及びます。
同社のサービス契約内容には何百万点もの部品が含まれるため、それらの部品の在庫管理に数十億ドルもの投資が行われています。いかにこの大規模なグローバルサプライチェーンを最適化させ、在庫管理のコストを削減することは同社にとっては大きな課題でした。
ArcGIS導入でサプライチェーンを「見える化」へ
上記のグローバルサプライチェーンの最適化・在庫管理コストの削減を実現するためEsri社にArcGISの導入をご相談いただきました。Esri社が提供するGIS製品「ArcGIS」は、豊富な地図データや簡単な設定で業務に活用できるアプリが提供されています。
シスコシステムズ社では、はじめに、ArcGISを導入してサービス提供地域の「見える化」を行いました。サービス提供地域の「見える化」によってサプライチェーンがカバーする範囲の重複を地図上で確認できるようになり、サービス提供エリア拡大・配送網の最適化といった大幅な業務改善が可能になりました。
また、顧客の発注情報が倉庫に届くまでのフローをすべて自動化することが可能となり、スペアパーツの在庫をより効率的に配送できるようになりました。こうした効率的なサプライチェーンモデルの構築と管理によって、顧客の利便性を高めながらコストとリスクの削減に成功しました。
シスコシステムズのグローバルサプライチェーンオペレーションの戦略アナリストであるWarner De Gooijer氏は、「世界規模で情報の透明性や位置情報に対する意識を高めて顧客と親密な関係を構築、強化しているシスコシステムズにとって、ArcGISは重要なプラットフォームである」と述べています。
サプライチェーンマネジメントの課題をGISで解決したい方は、ESRIジャパンにお任せ
サプライチェーン 地図システム選定.comを運営するESRIジャパンでは、これまでに多くの製造業に関わる企業様にArcGISを導入し、サプライチェーンマネジメントに関する様々な課題を解決してまいりました。
ArcGISを導入することで、サプライチェーンの見える化や最適化、災害などのリスク分析など、様々な分析・シミュレーションを行うことができます。
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こうしたサプライチェーンマネジメントに関するお悩みをお持ちの方は、まずはESRIジャパンまでお気軽にお問い合わせください。
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