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出荷実績をGIS上で可視化し、自社サプライチェーンの課題を発見する

国内

大手電器メーカー

課題
自社の出荷実績を地図上で可視化したい。どこにどれくらいの量を輸送しているのかを確認したい。輸送量が乏しいところは統合して効率化したい
ソリューション
GISを導入することで実績を地図上で可視化し、自社サプライチェーンの現状把握、適切な課題発見の助けとなった。

EXCELで出荷を管理自社のサプライチェーンの課題見つからない

お客様は、国内大手メーカー企業のロジスティクス部門の方でした。自社サプライチェーンの課題分析に取り組まれておられましたが、現状のサプライチェーン網の可視化で行き詰っておられました。

特に課題となっているのが出荷量の分析でした。現在はEXCELのリストデータで出荷の明細情報を管理・分析されていますが、拠点間の位置関係を把握することができないため、適切な課題発見、現状把握が困難な状況でした。

 

業務フローに合わせたGISツールのカスタム導入でサプライチェーン可視化を実現

ESRIジャパンが提案したのは、導入負担が少ないArcGIS Onlineというクラウド型のGIS製品でした。既存の出荷量をまとめたEXCELのデータをArcGISに読み込むことで、自社の出荷実績を地図上に可視化できるようになりました。例えば、出荷場所と納品場所を線で繋ぎ、出荷量の多い経路が一目で判別できるようになりました。

また、地図上での可視化のみではなく、部署や担当者の業務に合わせてダッシュボードを作成し、各所に必要な情報が一目でわかるようになりました。定期的な社内報告でも地図と連動したレポートで状況を簡単に示すことができるようなりました。

さらにデータの可視化だけではなく、お客様の業務フローに合わせ(いくつかのアドオンツールで比較的短期間で実施可能)、基幹システムのデータとArcGISの連携が行うことを提案しました。これにより定期的、かつ自動で基幹システムのデータをArcGISに取り込むことで集計・レポート作成の時間も大幅に短縮され、担当者の時間をデータ収集・整理ではなく分析により多く充てることができるようになりました。

 

ArcGIS導入で数百万個削減に成功

お客様は、ArcGIS導入により出荷拠点と配送先の関係性をすべて地図上で可視化することができました。従来はなかなか把握が難しかったサプライチェーンを地理的に一目でとらえることができるようになりました。

可視化されたサプライチェーンデータにより各工場・物流倉庫から全国の卸・ユーザーへの出荷量、出荷品目が見えるようになった結果、適切な在庫管理ができるようになりました。

数百万個の出荷品の在庫管理の工数が減り、大幅な在庫削減も実現することができました。

 

SCMの課題をGISで解決したい方は、ESRIジャパンにお任せ

サプライチェーン 地図システム.comを運営するESRIジャパンでは、これまでに多くの会社様にGISを導入し、サプライチェーンマネジメントに関する様々な課題を解決してまいりました。

GISを導入することで、配送ルート最適化や物流センターの立地選定、リアルタイムでのサプライチェーンの確認、サプライヤー分析・リスクマネジメントなど、様々な分析・シミュレーションを行うことができます。

「サプライチェーンの状況把握に課題がある」「地図を活用してサプライチェーンの見える化、強靭化を図りたい」こうしたSCMに関するお悩みをお持ちの方は、まずはESRIジャパンまでお気軽にお問い合わせください。

 

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