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サプライチェーンの関連性を可視化することで迅速な影響把握に繋げる
国内企業
サプライヤーの単純なリストだけでは把握できないサプライチェーン
今回のお客様は、これまではEXCELでサプライヤーのリストを作り、管理されていました。
この様なリスト形式でのサプライヤー管理は、簡便でコストも掛かりません。しかしサプライヤーの立地条件や物流経路等を地理的に把握できないため、サプライチェーンの全体像を掴めないままの管理となっていました。
そのため、サプライチェーンの地理的な最適化や少数サプライヤーへの依存リスク対策などを行おうとしてもなかなか現状把握、対策検討が進みにくい状況でした。さらに台風、豪雨、地震などの大規模災害発生時に、自社のサプライチェーンがどれほどの影響を受けるのかといった点は全く把握できない状況でした。
ESRIジャパンの提案:基幹システムと連携できるArcGISでサプライチェーンマネジメントをリアルタイム可視化へ
ESRIジャパンが取り扱うArcGISは、特別な知識なしに誰でも扱いやすい操作性、数週間で導入可能なシンプルさを持ちながら(クラウド版の場合)、他社パッケージシステムでは困難な既存のERPなどのシステムとの綿密な連携性・拡張性を持ちます。
ArcGISでは、サプライヤーを地図上で表示できるだけではなく、リアルタイムでサプライチェーンの状況を確認することが可能です。例えば、災害や交通事故などが起きた場合、自社のサプライチェーンにどんな影響を受けるかをシミュレーションで確認することが可能です。
また、過去の災害データも地図上に表示することが可能であり、過去データに基づいて今後災害が起きた場合の影響範囲や被災地の予測、サプライヤーがどの程度巻き込まれるかといった分析も可能となります。
GIS導入でサプライチェーンの視覚的分析を実現、最適化の取組みを推進
こちらのお客様ではArcGISを導入することによって、自社製品における一次サプライヤーはもちろん、二次、三次サプライヤーもすべて可視化することができました。
サプライチェーンの可視化によって、はじめて自社のサプライチェーンの地理的リスク管理が可能となります。例えば災害発生を予め想定し、災害の影響範囲外の代替サプライヤーへの補完的な生産依頼や、重要部品サプライヤーへの迅速なフォロー等のシナリオを事前に考えることができるようになりました。更に自社の新たな物流センターの立地選定なども容易となりました。
さらにサプライヤーからの購入額、納品物の配送ルートも地図上に図示することが可能となり、現状の調達頻度や調達量、サプライヤー数の見直しにも取り組むことができるようになりました。
サプライチェーンマネジメントの課題をGISで解決したい方は、ESRIジャパンにお任せ
サプライチェーン 地図システム.comを運営するESRIジャパンでは、これまでに多くの会社様にGISを導入し、サプライチェーンマネジメントに関する様々な課題を解決してまいりました。
GISを導入することで、配送ルート最適化や物流センターの立地選定、リアルタイムでのサプライチェーンの確認、サプライヤー分析・リスクマネジメントなど、様々な分析・シミュレーションを行うことができます。
「サプライチェーンの状況把握に課題がある」「地図を上手く使って調達、配送を最適化したい」こうしたSCMに関するお悩みをお持ちの方は、ESRIジャパンまでお気軽にお問い合わせください。
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